ヒト試験の種類・価格例
有効性試験04
ストレス
試験概要
- 試験デザイン
- 二重盲検並行群間比較試験
- 試験対象者
- ストレスを感じている健常な日本人成人男女
- 試験参加者
- SCR n=90名 ⇒ n=30名×2群
- 摂取期間
- 4週間
- 検査回数
- 2回(スクリーニング兼0W‐4W)
- 検査項目
-
- 身体測定
- 理学検査
- 尿検査
- 血液検査(安全性、DHEA-S、コルチゾール)
- アンケート(気分状態アンケート、ストレス状態アンケート、VAS)
- 自律神経測定
- 唾液測定(アミラーゼ)
試験スケジュール
アンケート
気分状態・ストレス状態
気分状態
複数の気分尺度を確認することができるアンケートを用いて、評価を行います。
例えば、抑鬱や不安、緊張、活力・肯定的気分等、「気分の状態」について測定します。
ストレス状態
ストレスの原因に対する“とらえ方”の傾向を測定できたり、心の健康状態やそれに伴うQOLの状態を確認することができるアンケートを使用し、評価します。
アンケートについては、評価したい気分尺度等によって、適切なものをご提案いたします。
疲労感VAS
評価方法
両端に最小と最大の疲れの程度が示されている100mmの直線があり、想像出来る最良の状態(疲れを全く感じない最良の感覚)を0、最悪の状態(何もできないほど疲れきった最悪の感覚)を100として、その直線上に現在の疲労の程度をマークすることで客観的に評価する。
引用元:一般社団法人 日本疲労学会 https://j-fatigue.jp/info/guideline2024/
自律神経測定
自律神経とは、自分の意志とは関係なく働く神経のことで、心拍数、消化、呼吸等、無意識に調整してくれるものをいいます。自立神経には、大きく二つ交換神経と副交感神経があり、それぞれアクセルとブレーキの働きがあり、この二つがバランスをとりあっています。
自律神経を測定する機器は複数ありますが、耳や指に装置を装着し、検査するのが一般的です。
取得できる主なデータ
- 平均心拍数:測定時間中の平均心拍数
- 最大心拍数:測定時間中の最大心拍数
- 最小心拍数:測定時間中の最小心拍数
- 交感神経や副交感神経のレベルや、増大を表す指標
- 交感神経と副交感神経のバランス
- 自律神経全体の機能
唾液アミラーゼ
ストレスが交感神経の興奮信号を励起し、体内に自己防衛反応として唾液アミラーゼの活性が高まると考えられています。
取得できる主なデータ
- 専用チップを、舌下に挿入し、唾液を含ませます
- 専用チップを口からだし、専用の解析機器にて計測します
唾液アミラーゼ分泌が亢進される場合は、応答時間が1秒~数分と短くホルモン作用に比べて格段にレスポンスが早く、ストレスのバイオマーカーとして、有名なコルチゾールよりも迅速に反応するのが特徴です。
ストレス関連バイオマーカー
- コルチゾール
- DHEA-S
- クロモグラニンA
- IgA
※ 上記の項目以外のバイオマーカーにも対応しております。
価格例
- 試験名:
- ストレス試験
- デザイン:
- 非盲検単群試験
- 症例数
- SCR15人、本試験10人
- 摂取期間
- 4週間
- 検査回数
- 2回(SCR兼0W‐4W)
- 合計費用(税別)
- ¥3,000,000
※検査内容の詳細につきましてはお問い合わせください