ヒト試験の種類・価格例
安全性試験
長期
試験概要(長期摂取安全性試験)
- 試験デザイン
- 二重盲検試験
- 試験対象者
- 健常な日本人成人男女
- 試験参加者
- SCR n=50名⇒n=20名×2群
※男女各群10名を最低限組み入れることをおすすめいたします。 - 摂取期間
- 12週間
- 検査回数
- 4回(スクリーニング兼0W‐4W‐8W‐12W)
- 検査項目
-
- 身体測定
- 理学検査
- 尿検査
- 血液検査
- アンケート
- 食事調査
試験スケジュール
必要に応じて、摂取12週間後検査の後に後追い検査を設定する場合がございます。
試験方法
長期摂取試験は、二重盲検並行群間比較試験、オープン試験等で行う。
- 1日摂取目安量を長期間摂取することによる、安全性を検証する。
- 摂取期間は12週間以上
- 測定時期は4週間ごと
観察項目
原則として、血液生化学検査、血液一般検査及び尿検査とし、併せて医師による診察や問診を行う。なお必要に応じて、診断指標として各専門の診断基準ガイドライン等学会等で認められた観察項目の追加を検討する。
測定時期
摂取開始後、4週間ごとに検査ポイントを設ける。
試験食品の摂取終了時の検査において安全性に懸念を示すデータが観察された場合には、必要に応じて後観察期間を設定する。
内閣府ホームページ 別添2 特定保健用食品申請に係る申請書作成上の留意事項,P11-13,
「特定保健用食品の表示許可等について」の一部改正に係る回答書別添2 (cao.go.jp)
試験対象者の特徴
及び試験対象者数
- 健常者から疾病の境界域の者に至るまでの範囲で、目的とする保健の用途の対象として適切な者を選択する。
- 性別が極端に偏らないように設定する。
- 妊婦や小児等は除外する。
- 試験対象者数は、試験内容や実施方法により必要な数が異なるが、統計学的手法によって有意差検定が可能な試験対象者数を確保する。
内閣府ホームページ 別添2 特定保健用食品申請に係る申請書作成上の留意事項,P11-13,
「特定保健用食品の表示許可等について」の一部改正に係る回答書別添2 (cao.go.jp)
食事調査
- 通常の食事においても摂取できるような成分があり、試験食品を摂取することにより、過剰摂取の恐れが考えられる場合等必要に応じて食事調査を行う。
- 試験食品摂取前及び摂取期間中の食事調査を行う。
- 摂取前や摂取期間中の食事内容が試験結果に影響を与える可能性があるため。
- 試験期間中の食事内容の調査は基礎データとして重要であり、評価の参考となる。
例:摂取前を含む試験期間中の検査前3日前の食事内容や量の記録及び調査に基づく栄養成分(タンパク質、脂質、炭水化物等)及び熱量の算出
※必要に応じで栄養成分分析は実施します
内閣府ホームページ 別添2 特定保健用食品申請に係る申請書作成上の留意事項,P11-13,
「特定保健用食品の表示許可等について」の一部改正に係る回答書別添2 (cao.go.jp)
血液検査(安全性項目)
以下検査項目はアポプラスステーション株式会社で実施する場合の基本項目であり、摂取する食品等によって試験責任医師等と相談して変更する場合があります。
生化学
- AST(GOT)
- ALT(GPT)
- γ-GTP
- ALP
- LD(LDH)
- LAP
- 総ビリルビン
- 直接ビリルビン
- 間接ビリルビン
- コリンエステラーゼ
- 総蛋白
- 尿素窒素
- クレアチニン
- 尿酸
- CK
- カルシウム
- 血清アミラーゼ
- グルコース
- 総コレステロール
- HDLコレステロール
- LDLコレステロール
- 中性脂肪(TG)
- Fe
- Na
- K
- Cl
- IP
- HbA1c
- グリコアルブミン
血液一般(血液学)
- 白血球数
- 赤血球数
- ヘモグロビン
- ヘマトクリット
- 血小板数
- MCV
(平均赤血球容積) - MCH
(平均赤血球色素量) - MCHC
(平均赤血球色素濃度) - 白血球像
尿検査(安全性項目)
- 蛋白
- 糖
- ウロビリノーゲン
- ビリルビン
- ケトン体
- pH
- 潜血
価格例
- 試験名:
- 長期摂取安全性試験
- デザイン:
- 非盲検単群試験
- 症例数
- SCR15人、本試験10人
- 摂取期間
- 12週間
- 検査回数
- 4回
- 合計費用(税別)
- ¥3,811,780
※検査内容の詳細につきましてはお問い合わせください